フィクションなどから拾う情報処理用語? その58 ドッペルゲンガー (翔べ! 必殺うらごろし)

自宅にいたところ、このニュースが流れてきた。

netsys.hosei.ac.jp

これ実は、gmail . com を使ったメールの宛先を打ち間違えたの利用した、よくある手口なのだが、元ネタとも言えるドッペルゲンガーについて、翔べ! 必殺うらごろし 第4話 「生きてる娘が死んだ自分を見た!」(脚本:石川孝人、監督:松野宏軌 (C) 松竹)で扱っていたのを思い出した。だが既に録画したのを消去してしまったので詳細を辿るのは不可能…と思ったのだが、下記サイトがあったのを思い出した。

agua.jpn.org

と言うわけで、該当する話のあらすじを上記サイトから引用しよう。

第4話「生きてる娘が死んだ自分を見た」1978.12.29

 殺される自分を幻視する労咳病みの娘、その超常現象で毒を盛られていたことも父の死の真実も知るが、抗う気力は残っていなかった。

ロケ地
・百舌屋の娘・うめが女中に外出を咎められる神社、今宮神社境内。
・宿場に向かう一行が転地先へ向かう途中咳き込んだうめを見る道、北嵯峨農地竹林際。
・転地先の女中の実家、不明(萱葺き民家)。
・一行が夜営する林、下鴨神社糺の森河合社裏手。
・当地を去る一行、北嵯峨農地田畔か。
*おばさん殺し文句/「(刺して)声が大きいよ、静かに地獄へ行きな(抜く)」
*先生、娘の「薬」を呑んでみて苦しみのた打ち回り、でも寝てれば治ると構って貰えない。毒を盛っていた医者にはキツいお仕置、足首つかんでブン回し・崩れ人間風車も披露。

この文章だけでわかる人はわかると思うのだが、やはり恐い内容だし、実際、観ていて恐かった。ドッペルゲンガーというだけあって幽体離脱して自分の様子を見ながらもそれをも受け入れて死んでいく話…よくよく見れば必殺シリーズでもよくある話を流用しているような気がするが、そこまで深読みできた視聴者は少なかったらしく、低視聴率となり、予定の半年の放送期間を全う出来ずに打ち切られてしまった。まあ私は名作だと思うし、最近は結構CSで放送されたり、サブスクリプションサービスなどもあるので、視聴できる方は視聴するのも一興であろう。

よく考えたらドッペルゲンガードメインドッペルゲンガーと似て非なるもののような気がするのだが、既にこの名が浸透…これも何かあったのか? (林家たい平談)

とよくわからなくなったので、それ以上のことはよく知りません。(桂歌春談)