フィクションなどから拾う情報処理用語? その95 フェイクニュース(必殺仕置屋稼業)

必殺仕置屋稼業 第4話「一筆啓上 仕掛が見えた」(脚本:中村勝行、監督:大熊邦也 (C) 松竹)より

なんと本筋もネタになるのだ。

agua.jpn.org

から引用しましょう。

第4話 一筆啓上仕掛が見えた 1975.7.25

 おこうの長屋を追い立て、一大歓楽地を作ろうと企てる桔梗屋、追い出しには放火もする。
社会悪を書き立てることで民衆に世直し先生と呼ばれる瓦版の書き手・高田京楽は、小間物小町に言い寄り手ひどくはねつけられたことを恨みに思い、娘を放火犯と書き立てる。また、これは桔梗屋を利する行為でもあった。

*印玄の殺しは屋根落としだが、前段に付け火の炎につっ転ばし「消して消して消して」のあと屋根歩かされ「止めて助けて止めて助けて」。*主水は新築祝いの席を抜け出し、尻っぱしょりで京楽宅に駆けつける。この際走りながら髭を剃るという荒技。

被害者はお美津(竹下景子)。高田京楽(山本學)が放火犯と書き立てて江戸屋長五郎(北見唯一)が瓦版を売り歩く。京楽には桔梗屋仁左衛門(大滝秀治)もついていると言うのがミソ。だがお美津がおこうの知り合いだったことから仕置の依頼が仕置屋に入り、仕置となるのが大まかな流れ。他にも印玄が(なんと)ゴキブリを捨三に踏み潰されて泣き叫んだり、その前に相変わらず女湯を覗いたりと変態破戒僧ぶりを遺憾無く発揮したり、相変わらず主水がロリコンぶり(ただしお初は棒読みで主水は相手にされていない感じ)を見せたりと遊びも多い。最終的に(「男を知らなかった(おこう談)」)お美津は首を吊り、仕置屋は出動。亀吉を番屋へ追いやった隙におこうから金を受け取る主水(目つきは鋭い)も見もの。分担は

と決まったが、この後、どうやって殺すのかも見もの。脚本を書いたのが難関突破編が好きな中村勝行さんなので、色んな困難をどう突破するのかが見ものなのである。