優先度(秘密戦隊ゴレンジャー)

『秘密戦隊ゴレンジャー』第44話『青い万能戦車! バリタンク発進』(脚本:上原正三、監督:竹本弘一、技斗:岡田勝、(C) 石森プロと東映)より。

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兎に角、大岩大太はカレー好きである。ゴレンジャールームの探索に躍起となっていた エレキ仮面(声:丸山詠二)が一時撤退し、

江戸川権八総司令「それじゃあ、早速、(ここでパンと手を打ち)商売に戻るか。」

と言うや否や

大岩大太「(本当に間髪を入れずに)キャハー。待ってました、待ってました。」

と大喜びして総司令の前に来る始末。当然

大岩大太「それじゃあ、早速、カレーば、食べんますたい。」

本当にそれしか頭にない感じであるが、総司令(もといマスター?)のお答えは

江戸川権八総司令「まだ飯が炊けてないんだよ。」

この時、新命が大ちゃんの帽子を動かして大ちゃんの顔を隠してしまう小ネタが入り、炊けたのだろう。スナックゴンに戻って

大岩大太「マスター、大盛カレーじゃ。」

この後、太郎や九官鳥(とされている)ゴンとのやりとりがあった後、

エレキ仮面「んーん! カレーの匂いだ。探せ!」

となってしまったから、さあ大変。地下にある『スナックゴン』にいたマスターは何故かエレキ仮面の来襲を検知した。

マスター(いや江戸川権八総司令)「まずい。隠れろ。」

哀れ、大岩大太はゴレンジャールームへ後戻りする事態となり、

大岩大太「はいな。」

だが

大岩大太「マスター、カレーは?」

この非常時にそれしか頭にないようだ。当然、答えは

マスター(いや江戸川権八総司令)「それどころじゃない!」

なんとか大岩大太を逃し、マスター(いや江戸川権八総司令)とウエイトレスの加藤陽子(こと007)と太郎とゴンだけがいるところへエレキ仮面軍団ご登場。

エレキ仮面「よーし、やれー!」

ゾルダーの皆さんは大きなハンマーを手にしている。そしてゾルダーは皆、『スナックゴン』を叩き壊し始めた。ここにゴレンジャールームへの秘密通路があると睨んだのである。その見立ては概ね正しい。しかしマスター(いや江戸川権八総司令)は惚け通して文句を言うだけ。

エレキ仮面「許せ。ちと探し物があるでな。」

とのんびりした答えかと思ったら

加藤陽子(こと007)「やめてください。」

と飛びついた加藤陽子(こと007)をエレキ仮面は跳ね除けた。だが最終的には

ゾルダー「エレキ仮面様。秘密通路はありません。」

と言う事が「わかり」エレキ仮面は引き上げてしまった。引き上げた直後に海城、新命(彼が入る時、入口にかかっていた飾りが落ちる小ネタが入る)、明日香、ペギー、そして大岩大太が『スナックゴン』にゴレンジャールームからご登場。黒十字軍ははっきり言ってバカだと思うが、そう言う話だから仕方がない。新命はこの非常時でも愛用の白いギターを手にしている。後に早川健が手にするギターは飛鳥五郎の遺品だし、ゴレンジャーは生田スタジオ、『快傑ズバット』は大泉にある東京撮影所で撮影されたので、同じものかどうかは定かではない。閑話休題。海城、新命、明日香、そしてペギーの心配事は『スナックゴン』の壊れっぷりだったのだが、この男の心配事は

大岩大太「あ、ゴンが死んだとかね。頭の良か九官鳥だったのにのう。」

だったよう…に見えたが

ゴン「嘘つけ!」

生きていた。そして海城、新命、明日香、マスター(いや江戸川権八総司令)、ペギーの五人は黒十字軍の動きが気になっていたのだが、この男は違っていた。なんとゴンの指摘通り(?)、こう言うのだ。

大岩大太「マスター、カレーは無理じゃろのう。」

マスターも

加藤陽子(こと007)「そうね。」

と呆れ返った。そしてマスターが発した言葉は驚愕のこの言葉。

マスター(いや江戸川権八総司令)「今度はフルーツパーラーでも始めるか!」

え!? それなの? そして『スナックゴン』は閉店し、(ロケ地ごと)移転して次回からは『フルーツパーラーゴン』が開業するのであった。まあ真の意図は、『スナックゴン』が黒十字軍に目をつけられて(何と通算二度目の、いや三度目か)襲撃を受けたので入口を変える事もあるようだが、そこまで深読みした視聴者は少なかったかもしれない。

なお、総司令は探索もするようにと海城達に命じてはいる。

さて大岩大太の運命や如何に(棒)。