『助け人走る』第11話 『落選大多数』(脚本:村尾昭、監督:工藤栄一、(C) 松竹)より。
小ネタが入りまくるが内容は凶悪だ。あらすじは次の通り。
第11話 落選大多数 1973.12.29
富籤不正もの。
平内さんは一番富に当たった老大工から内職で用心棒を引き受けるが、養育費を取り立てに来た妻とよろしくやっていて依頼主を殺されてしまう。その容疑者として括られ責め殺された男の女房からの、身を苦界に落としての「裏の依頼」に、平内さん私情入りまくり。文さんもまた、困難な仕事に死を覚悟して寺社奉行に仕掛ける。ロケ地、冒頭の富籤の宮、不明。南町奉行所、大覚寺明智門(一旦引っ張られるも疑惑解け出てくる平内さんのシーンは御殿川からの見上げ・喜八が連行されてくるのは参道)。富籤に当たった者たちの相次ぐ変死を告げる元締、放生池堤石橋上。
最終的には「これじゃあ頭領の取り分が(なくなる)」報酬を文さんと平内さんに渡すのだが
清兵衛「なあに。商売に損はつきものでさあ。」
と言う。相当、標的に対して憤りを感じていたのは間違いない。
配役は次の通り。
- おくに - 赤座美代子
頼み人。喜八の妻。喜八が無実の罪で引っ張られたところに、無実の罪で引っ張られた平内さんの身柄を引き受けに南町奉行所へ来た清兵衛と為吉が居合わせたところから為吉がおくにに話を持ちかけ、裏の仕事にするのだが、最終的には身を売って頼み料を工面。それを平内さんはしっかりと確認する。 - 弥助 - 高品格
被害者その1。
喜八の親父で富くじで百両当たる。だが殺される。 - 喜八 - 藤木敬士
被害者その2。弥助殺しの冤罪で引っ張られ、拷問されまくり、最終的には責め殺される。 - 岩間山城守 - 藤岡重慶
標的その1。老中職を狙う南町奉行。富くじ一番くじを当たった者を殺害。更にはくじも自分の物にする。賄賂も贈りまくっている。最終的には若年寄に内定したのだが、その宴席の場で、平内さんにやられ、脳卒中として片付けられた模様。この時の平内さんは藤枝梅安みたいな服を着ている。 - 村田勘四郎 - 田中弘史
標的その2。南町奉行所同心。平内さんや喜八を弥助殺しの罪で引っ張るが、当然、岩間山城守とグル。文さんに斬られる。 - 寺田孫八 - 小田部通麿
- 嶋中伊蔵 - 玉生司朗
いずれも南町奉行所同心で一味のメンバー。文さんに斬られる。
明るい作風が売り物の助け人だったが内容は凶悪なものが多かったのである。
さて次回は正月の放送で北町奉行所が月番。と言うことは…