法律違反(助け人走る)

 

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第27話 江戸大暗黒 1974.4.20

 強引な手口の強請り頻発、被害者の一人・船宿の女将から依頼が来る。
彼女が強請られているネタは男との密会、しかしこれは江戸払い中の亭主と会っていただけで、定法破りゆえ訴えて出られなかったもの。利吉にも理由を言わない女にはじめ断りが入るが、この件を追っている八丁堀に話が通るようはからってやる助け人たち。だが相手は木っ端役人には荷の勝つ大物で上司もグル、若手同心は消されてしまう。

 ロケ地、駕籠かきに強請りネタを仕掛けるくだり、今宮神社石橋~高倉(しのの茶店)~高倉脇坂(一旦駕籠を降り、忘れ物と言って駕籠に飛び込み向こうへ飛んで出て「怪我」と言い立てる)。口止め料を取り立てに来る船宿の裏口、嵐山公園中州湛水域岸。強請りの元締・大門の大五郎寮、中山邸(通用門、参道)。新たな手口で店明け渡しの証文作られた女将が佇む水辺、嵐山公園中州堰堤脇。江戸払い中の船宿の亭主のもとへ赴く平内さん、北嵯峨御陵への道。田は付近か。八丁堀のお蔭で手を汚さずに済みそうと文さんにツナギの利吉、今宮神社若宮社脇。
*お吉のため刀を売って金を作ってくる文さん、武士の魂をと驚くお吉にそんなものはとっくに捨てたと微笑む。そして今回の仕事の際には鉄棒を携え大立ち回り、ごりごりと胸を潰す痛い技も披露。*「元締」の顔を見せる利吉、彼のふざけた笑顔も稀となる。

あらすじは上記の通り。

配役は次の通り。

  • 大門の大五郎 - 多々良純
    標的。強請の組織の大元締。お金をむしり取り、店を乗っ取る。余談だが、その時使ったインチキ証文の日付は「文政弐年四月廿日」と書かれているので、「高田馬場の決闘」が起きた(元禄7年)と言う第2話とは明らかに整合性が取れていない。閑話休題。最終的には平内がぶっ刺す。
  • おえい - 南風洋子
    頼み人。お吉の知り合い。「船宿の女将」である。
  • 小官憲吾 - 遠藤征慈
    標的。文十郎に倒される。
  • 日下部玄蕃 - 大下哲矢
    標的。文十郎に倒される。
  • 香川 - 五味龍太郎
    標的。大五郎とグルの与力。龍に倒される。
  • 銀造 - 谷口完
    標的。文十郎に倒される。
  • 兵六 - 鈴木金哉
    標的。文十郎に倒される。
  • 定助 - 古川ロック
    標的。文十郎に倒される。
  • 善兵衛 - 石浜祐次郎
    おえいの夫。一年間の江戸払いになっていた。女将が船宿と会っていた人物で平内がおえいの話の裏をとりに行く。
  • そば屋の娘 - 酒井靖乃
  • 船大工 - 藤尾純
  • 岩松 - 森章二
    被害者。大五郎に目をつけ、追っているが、結果的に助け人の行動を妨害する。大五郎を捕えるのだが、調書までまとめるのだが、香川に握り潰され、最終的には斬られてしまう。
  • 女将 - 小柳圭子
    お吉が大金を払った相手。

今回も奉行所の監視が厳しい。借金を作ってしまったお吉のために文十郎は太刀を売ってしまう。そのため、以後は兜割のみで立ち会うのである。また「鉄心の大刀」の使用も多くなる。

中山文十郎「そんなもの(武士の魂の刀の事)はもうとっくの昔にどっかに捨てちまったよ。」

と笑う文十郎がかっこいい。お吉は当然平身低頭するのだ。