『助け人走る』第27話『国替大精算』(脚本:松原佳成(とWikipediaではなっているがクレジットは安倍徹郎)、監督:松野宏軌)より。
第28話 国替大清算 1974.4.27
勤番侍に恋した町娘、国へ帰る男についてゆくと執着。邪魔に思う男は、乱暴にも藩邸に巣食う悪い中間を使って思いとどまらせようとするが、これをネタに逆に脅され身の破滅を招くこととなる。はじめ話が平内さんに来たことや、娘がしのの稽古友達なことから関わってゆく助け人たち、藩邸に捕われた娘を救出するなど働き、最後は若侍の恨みを晴らすべく折助たちに向かってゆく。しかし元々の若侍の意図は娘に知らせずにおいてやるのだった。
ロケ地、しのの茶店、今宮神社高倉、摂社(お上を憚ってこっそりツナギ)。高須藩邸、相国寺大光明寺(門、南通用門)。中間部屋の小頭に脅される勤番侍、下鴨神社河合社裏手。折助たちと乱戦となる「強請り」の金の受け渡し場所の谷中・神龍寺、糺の森池跡。
あらすじは上記の通り。
ゲストの配役は次の通り。
- 銀蔵 - 山本麟一
標的。「藩邸に巣食う悪い中間」の親分に当たる男で、冒頭、どこかの賭場で平内に殺しを持ちかける凶悪そうな面構えの男。平内が話を断ると部下大勢に始末を命じる、本当に凶悪な男。それにしても平内は簀巻きにされた時も、部下大勢に狙われた時も文十郎の家に向かって逃げている。よほど仲が良いのだろうねえ。閑話休題。文十郎に鉄心の太刀で殴られた後、兜割で刺し殺される。 - お香 - 小林千鶴子
頼み人。冒頭で持ちかけられた話の標的。上記の通り、しのの踊りの稽古友達。蝋燭丼屋の娘でもある。文十郎がさりげなく監視していたのだが、これが理由で弓坂の庄八に引っ張られてしまう。なんと新八郎の子供まで身籠っていた。銀蔵にさらわれる苦難にも遭うが最終的には助けられる。助け料は加治俊八郎と一緒に高須藩領へ行くための路銀として貯めたお金があてがわれたが、事の発端が彼にある事は伏せられた。 - 加治俊八郎 - 小杉勇二
加害者(兼被害者?)。美州(美濃)高須藩の「勤番侍」で弥七に手切りを依頼する。だが、それが理由で、勘定頭を務めている事も会って逆に銀蔵に脅され、最終的には殺される。 - 弥七 - 山本勝
標的。銀蔵の部下。「藩邸に巣食う悪い中間」の一人。龍が倒した(のだと思う)。 - 塚本 - 川浪公次郎
- 玄八 - 千葉敏郎
- 大八 - 山岡鋭次郎
- 利平 - 野口貴史
- 彦造 - 松尾勝人
銀蔵の部下。このうち二名を平内が刺し殺す。
かなり凝った話になっている。弓坂の庄八(今回は有川正治)は相変わらずしつこく付きまとう。そして結果的に事件に関わる事になる。
そして今回はしのも本格的に仕事に関わる。お吉は全く登場しない。