『助け人走る』第31話『狂乱大決着』(脚本:松田司、監督:田中徳三)より。
第31話 狂乱大決着 1974.5.18
元清兵衛配下だった逃がし屋桃助登場、不幸な女に深く同情し身の立つように世話する気配りの男。
彼は義憤にかられ八州取締の妻を東慶寺に駆け込ませようと図るが、悪どい八州の手が回り、あらぬ罪を着せられ獄門に。桃助が出立間際託した金が利吉の手によって助け人たちに手渡される。ロケ地、桃助が辿る鎌倉への間道、谷山林道かと思われるが確信なし。
*八州に戸浦六宏、極度の刀フェチで欲しいとなれば神官ぶっ殺して奉納刀をゲットなどする悪党、また出世のため妻を上司に差し出しておきながら後になってDVという癇立ち男を好演。背の小っこさもよくハマる。
あらすじは上記の通り。
さて配役は次のとおり。
- 別れ屋桃助 - 常田富士男
被害者。「元清兵衛配下だった逃がし屋桃助」で上記の流れで獄門に。 - 飯富盛介 - 戸浦六宏
標的。「八州取締」お吉からは「田舎八州」と呼ばれている。上記の通り、「極度の刀フェチ」で登場早々、刀好きぶりを見せる。また出世のために妻を上役に差し出したくせに、妻が別の男に抱かれた事に満足せず、妻の目の前で女中や他の女を陵辱するという挙に出る。文十郎と斬り合いの末、敗れる。 - 沙登 - 和田幾子
頼み人。「八州取締の妻」である。上記の通りの被害に遭う。桃助から助け人に、一晩だけ預かってくれとの話が持ち込まれる。その時に利吉に託されたお金が助け料となる。 - うど平 - 関山耕司
標的。飯富盛介の部下の中間。龍に倒される。 - まさかりの熊 - 三重街恒二
標的。飯富盛介の部下。宝剣を得るため、神社の神官のところへ乗り込み、殺して奪う。賭場で平内とサシで博打を打った事もあったが、最終的に平内に刺される。 - ぬい - 那智映美
- 内儀 - 宇田あつみ
- お糸 - 明石螢子
- 旦那 - 古川ロック
- 父親 - 山村弘三
- 母親 - 藤山嘉子
- 料亭の女 - 山口朱美
- 茶屋のおかみ - 小柳圭子
- 神官 - 北原将光
- 桑山 - 沖時男
- 刀屋の主人 - 乃木年雄
- 瓦版売り - 千代田進一
- 代貸し - 森内一夫
- 岡っ引 - 平井靖
- 町娘 - 小西美弥子
お吉は文十郎の刀を取り返そうと四苦八苦している様子。松田司は山内久司プロデューサーのペンネームである。やはり龍の出番は少ないし、今回も清兵衛の屋敷に皆が集まった。意外に多かったのね、こういうケースは。