『宇宙刑事ギャバン』第5話『ミミーは泣く 猛毒コブラ弾が烈に命中』(脚本:上原正三、監督:奥中惇夫、(C) 東映)より。
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さて、この話からネタを拾うのもこれが最後だ。最近はコンプライアンスがうるさくて、議員の皆さんが外国へ行ったついでに観光地で写真を撮ったら大騒ぎになるようだが、出張のついでにそういう事をするのはよくある事ではないかと思うのだ。本務がきちんとできていれば問題なかろう。
でまさに出張してきたマリーンは事件解決後、ギャバンこと一条寺烈とミミーと一緒に買い物に出かけた。よく考えたら物語最大の山場になる場面を取り上げていないが、段取りはわかるだろうから問題なかろう。原宿の辺りのようだ。では、買い物のプロセスを見てみよう。
一条寺烈「どれでも好きなの選んで良いよ。プレゼントするよ、マリーン。」
いきなりこんな事を言い出すのである、金欠なのに。
マリーン「わあ、素敵。どれが良いかなあ。そうねえ。(ここまで色んなマネキンが映った後、3人が映る。)折角だから、あのドレスにしようかしら。」
無邪気にマリーンは喜んで、こう言ったのだが。
一条寺烈「8万3千円…」
値段を見て絶句する烈。給料三千円しかないのに払えるわけがない。
一乗寺烈「(ミミーに)お金貸して。」
あのねえ。当然、こうなると思うのだが。当然、ミミーはご不満で
ミミー「お給料、貰ったばっかりでしょ。」
途端に声が小さくなり
一乗寺烈「それがすっからかんなんだよ。」
冷たくミミーは言い放った。
ミミー「マリーンに借りれば良いでしょ。」
一乗寺烈「こいつ!」
ミミー「(アップになって)ふん!」
そっぽを向いてしまった。そんなマリーンは涼しい顔で店を離れて宝石店に入ってしまった。宝石を買うのだろうか? そんなの買えるはずがないぞー、と思ったら
マリーン「お願いします。」
ちなみに僕はケンドーコバヤシが
ケンドーコバヤシ「お願い…します!」
と言うのが恒例の『お笑い無茶振りバトル』が好きだった。
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当然、制作されてはいない。
さてマリーンのこれは無茶振りではなかったようだ。マリーンが手にしていた指輪を渡すと店の主人はびっくり仰天。
店の主人「ああ。見た事もない宝石。」
多分、バード星から持ち込んだのだろう。烈もそうすれば良かったんじゃないのか? だが、そこまで頭が回らないようである。なんでもバード星で育ったからお金を使うという習慣がないのだそうな。でもマリーンがこんな事をしているから怪しい設定である。それは兎に角、マリーンが得た金額はアタッシュケース一つ分。当然、札束で満載だ。ニコニコして戻ってきたマリーンは
マリーン「これで買うといいわ、ギャバン。」
とアタッシュケースを手渡した。ギャバンもミミーも目を丸くした。そして
マリーン「早く。早く。」
と烈の腕を掴んで買い物するマリーンであった。