サンライズ遅延始末記

本日はオープンソースカンファレンス2010Fukuokaへ行って参りました。前日にサンライズ出雲・瀬戸で岡山へ行き、そこから新幹線で福岡へ行くという計画を立てて実行に移したのですが、そこで巻き込まれた事について簡単に書きましょう。


昨日は職場を20時過ぎに出発。都営地下鉄春日駅近くの銭湯で一風呂浴びた後、東京地下鉄後楽園駅から東京駅に着いたのは21時30分頃でした。コインロッカーから預けていた荷物を取り出し、東京駅9番線ホームに着いてみればいつもは止まっていない211系電車が止まっています。実は鶴見と新子安の間の踏切で人身事故があり、ダイヤが乱れていたのです。


正常ダイヤならば湘南ライナー185系が入線して発射する時刻になっても211系は発車しようとはしません。それどころか、本来サンライズが発車する22時になっても発車しないのです。駅員も混乱しているのか、サンライズについての案内放送は一切ありません。22時5分になって、ようやく入線している電車が22時8分に発車するとのアナウンスがありました。そして22時8分になりましたが…駆け込み乗車のため、発車が遅れてしまいました。気持ちは分かるけど、駆け込み乗車は遅延の元なのでやめましょう。


さて邪魔な211系はどいたのですが、待てど暮らせどサンライズに関する案内放送はありません。22時30分になって、まもなくサンライズがやってきますとの自動放送が入りました。やったー、と思ったら15両とのこと。サンライズは14両編成です。おかしいなあと思ったら、入線してきたのは湘南ライナー185系15両でした。あのねえ。


それから一切案内放送がありません。すると22時37分頃になって、10番線にサンライズが入線するという自動放送が。うーむ。なぜ肉声での案内がこれまでなかったんでしょうねえ。自動放送が入ってからは言い訳するかのごとくに駅員の案内放送がひっきりなしに入りましたが、もっと早く案内すべきではないでしょうか。


結局、サンライズは53分遅れで発車しました。私は検札に来た車掌に新幹線の切符を見せ、何とかならないか聞いてみましたが、車掌の答えはつれないものでした。このままではOSCの一コマ目に間に合わないかもしれないなあと私は思いました。


その後もサンライズノロノロ運転。5時過ぎに目が醒めてみると京都の辺りを走っていました。ダイヤ通りなら神戸の三ノ宮の辺りを走っている頃です。この時点で1時間半くらい遅れていました。6時頃に大阪に運転停車。駅員が車掌に何かを渡しているのが見えました。新大阪で下ろしてくれたらなあ、とも思いましたが、サンライズの次の停車駅は姫路。なら、姫路から新幹線に乗ればなんとか間に合うかもしれないなあと時刻表を見て思いました。


さてJR西日本も同じことを考えていたようです。6時15分過ぎに車掌が姫路から新幹線での振替輸送を利用出来るとのアナウンスをしました。よかった。これで間に合います。


姫路には6時50分頃に到着。新幹線の乗り換え改札付近で振替用の切符を受け取る列ができました。ここでおばさん二名が割り込み。なぜマナーを守れないのでしょうか。まあ、とりあえず7時20分頃に姫路を出るひかりレールスターで博多へ出ました。姫路で受け取った指定席券の番号は2B。もう一つずれて車端部だったら電源コンセントを使えたんですけどねえ。まあ、サンライズでも各個室に電源コンセントがありましたから、別にかまいませんけど。


まあ、酷い目に遭いましたが、間に合ってよかったです。振替乗車を手配してくださったJR西日本の方々には感謝しております。それにつけてもJR東日本の対応は何とかならなかったのでしょうか。JR西日本と四国が担当する列車だからいい加減な手配になったのかなあと勘ぐりたくなるような酷い対応でした。せめて案内放送くらいは入れて欲しかったです。