オープンソースカンファレンス2011 Kobe訪問記

今日はオープンソースカンファレンス2011 Kobeへ行って参りました。もっとも午前中は六甲ケーブルとバスとロープウェイを乗り継いで有馬温泉へ行ったので会場入りしたのはお昼過ぎ。この段階で受付のある2階は超満員でした。会場には東日本大震の被災者に向けた募金箱が置かれていました。私は1001円募金しました。最終的に募金額は10万円くらい行ったそうで、中には1万円札を入れた方もいらっしゃったようです。


それからいくつかの発表を聴きました。どの発表も盛況でしたが、一番印象に残ったのは「来たれ学生!ライトニングトークセッション」での灘中三年生の方の発表です。最年少でしたが、非常に濃かったです。Brainfuckというプログラミング言語についての発表でチューリング完全であることにもちゃんと言及していました。この言語を使ってApacheのもう保守されていないモジュールを作り直し、GETメソッドの部分を実装したそうです。今後の課題はPOSTにも対応とのことでした。自分が中3の時はどうだったかなあと考えてしまいました。さすが灘中です。


次にOpenCOBOLについての発表を聴きました。聴講するまで気が付きませんでしたが、OSC福岡でも発表された島村秀世さんが発注した仕事に関するものでした。汎用機で使われているプログラムをLinuxで動かすためにOpenCOBOLを使ってみたそうです。OpenCOBOLはCOBOLで書かれたプログラムをCに変換する処理系です。長崎県からサンプルとした渡されたプログラムはサクサク動いたので安心して導入したところ、色々な問題が噴出し苦労されたようです。今では長崎県版OpenCOBOLというべきものを動かしているそうです。


懇親会は昨年同様オールド・スパゲティ・ファクトリー神戸店を借りきって行なわれました。会場は超満員でした。料理を取りに行って戻るともう人が埋まって自分の居場所がない状態。料理の量も半端ではなかったです。


次回は仙台の予定です。宮原さんはやると明言されておりました。ただ会場も別の場所になるかもしれませんし、交通機関が復旧するかどうかもわかりません。でも開催されて移動可能であれば行きたいと思っています。