フィクションなどから拾う情報処理用語? その85 模倣品?(翔べ! 必殺うらごろし)

翔べ! 必殺うらごろし 第17話 「美人画から抜け出た女は何処へ?」(脚本:山浦弘靖、監督:高坂光幸 (C) 松竹)より

 

順番を間違えてこちらを観てしまったが一応、利用できそうなものは見つけた。正八もとい正十(火野正平)が絵師の英斉(加茂雅幹)と芸者の〆香(美川玲子)の心中事件を調べ上げ、『テレビ三面記事 ウィークエンダー』(日本テレビ系列なので朝日放送制作のテレビ朝日系列ではない、一応)のパロディのような感じでこう報告するのだ。文章で伝わるかどうかは微妙だが、一応、引用しよう。聞き取っただけなので間違いはあるかもしれない。なお「新聞によりますと…」が決め台詞であった。

正十「(すごい早口で画面は瓦版のアップ)その時の、瓦版によりますと、(ここから再現フィルムかな)英斉が〆香を2ヶ月前に絵に描いた時から二人は相思相愛となり、(また瓦版のアップ、ここから普通の口調で)人目を忍んで出会茶屋池野屋で一時の逢瀬を楽しんだらしいんだ。(ここから全員が説明をすわって聞いている全景。ただし、おねむは呼び名通り眠っている感じ)だけど〆香には莫大な借金があった。どうあってもこの世では添い遂げられない。そこで二人は先手を取ってあの世行きとあいなった。」

とりあえずネタはこれだけ。ただ途中で終わっちゃうけどね。なお一応、魂を鎮めるための殺しは

  • 市蔵(長谷川弘):若(ボクシングかな…と思ったら殴り合った末、脳天逆さにして投げ飛ばすから島帰りの龍(宮内洋)の技にも似ている)
  • 村田屋(外山高士):おばさん
  • 花村雪之介(佐藤仁哉):先生は芝居がかかった口調で「地獄へ行きやがれ」と言う。雪之介が女形だからかもしれない。

となっていて、他のパロディも入っている可能性は高い。

以上です。(キョエちゃん談)