セクシャルハラスメント(新・必殺仕置人)

新・必殺仕置人 第28話「妖刀無用」(脚本:和久田正明、監督:松野宏軌 (C) 松竹)より

池田左母次郎(大木実)は山田浅右衛門がモデル。首斬りを請け負っていた。左母次郎のところに雨降る中やってきたのは

登勢(緑魔子)「三田村の御前様(袋正)の使いで参りました。私、同家家中村瀬又十郎(柳原久仁夫)の妻登勢と申します。御前様がこの度、新刀をお手に入れ、池田様に同剣お試し斬りを所望致したき儀でございます。」

要するにテストを依頼しに来たのだ。左母次郎は「あいわかった」と答えて登勢は帰ろうとしたのだが、何故か左母次郎は登勢を呼び止め、こんなことを聞いた。

池田左母次郎「その方、年はいくつじゃ?」
登勢「は?」
池田左母次郎「その方の年だ。」
登勢「何故そのようなお尋ねを?」

そう。どう考えても試し斬りの依頼とは関係ない質問だ。その答えは

池田左母次郎「こちらへ参れ。」

登勢は怪訝な表情なのか、微動だにしない。

池田左母次郎「ええい、参るのだ。」

なんと力づくで屋敷の中に登勢を連れ込み、やりたい放題やり始めた。

登勢「お許しを。お許しくださいませ。」

実は登勢の災難はこれだけで終わらず、あと2回も凌辱されるのであった。