フィクションなどから拾う情報処理用語? その186 ミーティング(あまちゃん)

あまちゃん 第3週「おら、友だちができた!」第15話(脚本:宮藤官九郎、演出:吉田照幸 (C) NHK)より

月1回、北三陸観光協会で「定例首脳会議」というミーティングが開かれる。長くなるので詳細は出来る限り省いて参加者を列挙しよう。

議題は「K3NSP合同サミット」だったがK3NSPは「北三陸をなんとかすっぺ」の略称。

天野夏「略さないで良いっぺ。」

もう出だしからこんな発言があることからも分かる通り、会議は迷走。何をすべきか議論したが何も決まらず、(観光協会の人達と長内「夫妻」を除く)皆がリアスに引き揚げるとそこには天野春子(小泉今日子)と足立ヒロシ(小池徹平)がいた。あ、一応、天野アキ(のん)もいたが。

大向大吉「足立さんとこの…」
今野弥生「キヨス(きよしと言いたかったのだろう)」
足立ヒロシ「ヒロシです。」

なんと影の薄い男なのだろうか。しかし、この男から町おこしのアイデアを訊く流れになった。

足立ヒロシ「町おこしってミスコンとかやります?」

だが流されてしまい、こんな流れになってしまった。

大向大吉「ご当地グルメはダメだぞ、散々でたし。」
安倍小百合「まめぶもダメだって。」
吉田正義「さあ、どうする、若者? 難しいべ。」
足立ヒロシ「はい。」

と事ここに至って大吉は気がついた。

大向大吉「今、お前、なんて言った?」

大吉はヒロシの言葉に気がついたのだが

安倍小百合「まめぶ。」

だの

小田勉「琥珀。」

だのと小ネタが入った後、やっと大吉はヒロシから答えを引き出せた。

足立ヒロシ「ミスコン。地方都市だと必ずやりますよね。青森だとミスリンゴとか。でもそんなのはとっくに出ましたね。」

だが一同は気がついた。

大向大吉「いや、出てねえよ。」

と言うわけでミスコンに最終的に決まるのだが、この後入る小ネタ(今野弥生が何かを妄想したり名前をどうするかを考える)はとりあえず割愛して、兎に角、ミーティングの結論は何故か決まってしまい「ミス北鉄コンテスト」開催が決まったのであった。