変化(あまちゃん) - ひろくんの生活

あまちゃん第15週「おらの仁義なき戦い」第85話(脚本：宮藤官九郎、演出：西村武五郎 (C) NHK)より

東京EDOシアターのオフィスに水口拓磨とGMTのメンバー、ただし最年少の小野寺薫子(優希美青)はいなかったが、まあそれ以外の全員が来ていた。アキの発案でGMTのイベントを開こうというのだ。ただオフィスのメンバーの反応は芳しいものではなかった。まず水口の上司の河島耕作(マギー)は

河島耕作「ちょ、ちょ、ちょっと待て、水口。太巻さん、なんって言ってんの?」
水口拓磨「え?」
河島耕作「えー、じゃなくて、太巻さんのゴーは出てんの、出てないの?」

とやる気のなさそうな感じ。

水口拓磨「いやあ、まず皆さんの気持ちを確かめてから…」

すると

河島耕作「まず社長だろう。ウチの感触は…こんな感じだよ。」

他の仕事はやりたくないという感じである。ダメ押しとして

河島耕作「太巻さんがやれと言った事をやる。太巻さんの描いたビジョンを形にするのが俺達社員の役目だろう、水口。」

とそこへ珍しく太巻こと荒巻太一(古田新太)がやってきた。おお、話は速い。早速、水口がイベントの話をしたのだが

荒巻太一「まーだ早いんじゃないか。」

と冷淡なもの。それを聞きながらアキは思った。

天野アキのナレーション「考え過ぎだべか。あの日から社長のオラを見る目が変わった気がする。」

あの日とは天野アキの母親が天野春子だと知った日を指している。

さて変わったのは荒巻だけではない。水口の心境も変化が生じつつあったのだが、それは別の記事で書くことにしよう。