フィクションなどから拾う情報処理用語? その51 データ圧縮 (科学戦隊ダイナマン)

科学戦隊ダイナマン」で「データ圧縮」と言うネタもとい記事は既に書かれていると思う方もいらっしゃるだろう。確かに既にこのネタもとい記事を書いてはいる。

hirofumitouhei.hatenadiary.org

だがもう一つネタがあるのだ。それは劇場版「科学戦隊ダイナマン」に関するものである。それに関する記述が2023年3月5日 16:20 時点でのWikipediaに載っているので、まずそちらから引用しよう。

1983年3月12日公開。上映時間26分。東映まんがまつりの一編として上映された。撮影は画面の横縦比4:3のスタンダードサイズで行われたが、完成作品は画面の上下をカットしたレターボックスサイズとなっている。劇場公開後、画面をスタンダードサイズに戻して再編集した短縮版が、テレビシリーズ第32話「消えたパワーガン」として放送された。
・監督:東條昭平
・脚本:曽田博久
・登場怪人:クモシンカ

上映時間は26分。それが第32話「消えたパワーガン」として放送されたわけなので、どれだけの放送時間かといえば、鈴木武幸プロデューサーの自著「夢を追い続ける男」によれば、こうなっている。

実はこの『ダイナマン』は4月から放送時間が短縮されて25分枠になったことにも苦労させられました。オープニング、エンディング、予告を除くと本編は正味18分くらいなのです。

そう。実はその37とは別のアルゴリズム(我ながら強引な表現)を使って圧縮されたのである。具体的にはあってもなくてもどうでもよさそうな場面のカット(ただそれでも選択は難しいとは思う)などを行なったのであろう。で見比べると、確かにそんな作り方をしているのだ。

さて最後にメインロケ地を。冒頭で沖田さとしさん演じる弾北斗が人力飛行機で飛ぶ場面と最後にゲストの和崎俊也さん演じる木田博士が飛行に失敗する場面が撮影されたのはここであろう。現地へ行ってみて、それは確信に変わったのだが肝心の映像をきちんと調べずに行ったため、まともな写真が撮れなかった。最寄駅が西浦和駅のさくら草公園で撮影されたのは明らかだが、歩いて行くのは大変なので最寄のバス停を掲示しよう。Instagramで明らかなように「さくら草公園」バス停が最寄である。

www.instagram.com

バスは東武東上線志木駅⇔JR浦和駅を結ぶ国際興業バスだが、時刻はこちらが便利だと思う。

www.knet.ne.jp

より正確をきすならやはり国際興業バスの公式サイトになると思うが、それはこちらから。

5931bus.com

なお、荒川の対岸には「がんばれ!レッドビッキーズ」でロケ地に使われたグランドがあるのだが、私はそちらは未訪なので、それ以上のことはよく知りません。(桂歌春調)