模倣品(コサキン)
カンコンキンシアターが復活したのはすでに書いた。
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なんと会場には川岸咨鴻さんがいらっしゃり、「スケバン刑事」や「科学戦隊ダイナマン」などの脚本を書いた過去があるとはとても思えない山中伊知郎さんが書いた著書『川岸咨鴻伝 コサキンを「3億年許さん!」と叱責した男』にその場でサインを書いて売っていたので思わず購入してしまった。
銀座博品館劇場のカンコンキンシアター公演で、川岸さんの本の販売を継続中。選挙の時期だったので川岸さんにも候補者みたいにタスキをかけてもらって本にサインをしてもらう。ラジオのコサキンリスナーにアピールするようにと肩書は「ニセ社長」。おかげさまで昨日、一昨日よりも売れ行きはよかった。 pic.twitter.com/523WG1oaV5
— 山中伊知郎 (@yamanakaichiro) 2023年4月23日
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今回は「ニセ社長」の話である。コサキンのラジオの最初期に浅井良二社長に扮して登場しているのである。ものすごく軽いノリで社長になりすまして登場して好き勝手なことを述べたのだが、後に本物の浅井良二社長がコサキンのラジオにも登場するようになり、なりすましではなくて模倣品というネタが相応しくなるようになり、ついには川岸咨鴻さんという本名で出るようになってしまった。
なお、山中伊知郎さんは「3億年許さん!」と言ったと書いているが、正しくは「2億年許さん!」だったはずで、それについてはコサラビ(関根勤さんがラビット関根と名乗っていた時代の名前)時代から参加している鶴間政行さんの著書が詳しい。今までコサキンのお二人などの証言から、最初の放送の出来があまりにも酷かったので叱ったと私も思い込んでいたのだが、実際は違う理由で叱ったことも明らかになった本でもある。ただこの本を買った当時、コサキンがポッドキャストで復活するとは私は思わなかったのも事実だなあ。