遮断(新・必殺仕置人)

新・必殺仕置人 第26話「抜穴無用」(脚本:松原佳成と嵯峨忍、監督:松野宏軌 (C) 松竹)より

さて仕置。

念仏の鉄「ええ、今度の仕置の相手はお月見坊主の月峰(灰地順)と側用人 尾関一心(南原宏治)、えー。」
中村主水「岡っ引の権太(剣持伴紀)だろう?」

なんで知ってるの? 鉄は思わず主水の方を向いた。

念仏の鉄「なんでお前、知ってんだ?」
中村主水「この依頼には巳代松が一枚噛んでるんだ。」

というわけで出動だ。

まずおていが「正八の財布をすりとり」逃げてきた。そして例の抜け道を通って一度外へ出た。抜け道の出口が開くと、そこには念仏の鉄、巳代松、そして中村主水が待っていた。正八もそこに辿り着き、おていが出口にいる間に入れ替わりに主水、巳代松、鉄の順に地下道を逆走。三人が入ったのを見届けて、出口からおていが出てきて、正八と一緒に腰を下ろした。

さて鉄はまず抜け穴の番人を仕置。さらに主水が出てきたので尾関が襲いかかったが、主水に一蹴され、最終的には鉄が仕置。主水は権太を仕置した。さて慌てた月峰はあの抜け道を通って逃げたのだが、穴の中には巳代松がいた。月峰は出口に辿り着き、出ようとしたのだが、おていと正八が上に乗っているので敷石は全然動かない。仕方なく逆戻りしようとしたら、巳代松の姿が。月峰は仕置され、爆風で上から水が落ち、おていや正八が座っていた敷石の隙間からは煙が噴き出すのであった。